人と犬が いっしょに 生き生きと暮らすために。 ドッグライブリー協会
シニアドッグ介護習得コース
カリキュラム・受講費
Step 1
シニアドッグ 介護を知る
シニアドッグにどんな介護が必要なのか、ご家族のお悩みや現状を知りましょう。
・高まる介護のニーズ、現状
・介護のお悩み(歩きづらい。歩けない、夜泣き、認知症その他)
Step2
シニアドッグのココロと体。
シニアドッグへの接し方
シニアドッグがいかに若い頃と違うのか。体だけではなく、心や感じ方も違います。どう違うのか、何が違うのか学びます。
・体の変化(骨格、筋肉、顔の表情、肌、五感など)
・表情、気持ちの変化 ・感情のコントロール
・シニアドッグが不愉快に感じるあれこれ。シニアドッグが安心する接し方。
・気持ちの変化(触られるのがイヤに、噛むことも等)
・ほえる、かむ?ぐずる、ちょっとガンコに?など
・眠り方の変化
Step3
シニアドッグの住環境
シニアドッグの健やかに過ごすためのポイント、住環境や食事内容などを学びます。
・大切な住環境の工夫(床、ベッド、サークル、段差等)
・安心&安全エリアの確保
・一般家庭にある危険アイテム
・室温、湿度、陽ざし、照明
・体内リズムを整える
・リラックスできる雰囲気づくりなど
Step 4
シニアドッグの食事
・シニアドッグ 食の変化
・食事の種類、メリット、デメリット
・食欲アップの工夫
・命の源、水。必要な水分量。上手な水分補給方法
・カロリー計算。必要カロリーの計算方法
・注意したいこと(消化、アレルギー、添加物など)
Step 5
介護技術 シニアドッグに必要な介護、介助方法を学びます。
触れかた
声がけ
食事
流動食の作り方、与え方
水分補給
寝返り
抱っこの方法
歩行補助
介護用品
車いす(歩行器)とは
排泄、おむつ
床ずれケア
投薬
清潔を保つケア
皮膚を健やかに保つ保湿ケア
Step 6
ケーススタディ
シニアドッグに多い状態や疾患を学びながら、そのような状況で行なう介護での注意点、ケア方法を学びます。実際の現場で行なってきた介護方法、ケアをご紹介します。
筋力低下による歩行困難、白内障
疾患別ケア、重篤な場合、認知症
ターミナル期 その他
Step 7
ご家族への接し方、訪問マナー等
実際にお仕事をいただいてから訪問するまでの流れや、ご家族への接し方のポイント(接客)や訪問マナーなどを学びます。さらに訪問介護に実際に行った時に気をつけたい点や、報告レポートの注意点などもお伝えします
Step 8
シニアドッグカウンセリング
介護相談・アドバイスノウハウ
シニアドッグの介護はご家族と介護士の二人三脚。介護は家でも必要なことばかり。ご家族の心身の負担を減らせるのは介護士ならでは。しかし、介護に悩むご家族は不安がいっぱい。「どう介護したらよいのか?」というお悩みに具体的に、分かりやすくアドバイスできる老犬介護士やアドバイザーが必要とされています。
また訪問介護の場合は、第三者を家にあげることに抵抗があるご家族もいらっしゃいます。そんなご家族への接し方は、とても大切です。ポイントを学び、信頼される介護士をめざしましょう。
Step 9
アンチエイジング&脳トレ
介護先でおすすめなのが、シニアドッグとの遊びやコミュニケーション。歩くことができなくても、目が見えなくても大丈夫。シニアドッグに合わせた遊びを紹介します。遊ぶこと、コミュニケーションは筋力キープや脳トレにもぴったり。楽しそうにしている愛犬のようすに、ご家族も大変喜んでくださいます。
楽しくアンチエイジングする方法を知りましょう!
・介護が必要なシニアドッグとできる遊びやゲーム(脳トレ)
・コミュニケーションのすすめ
Step 10
犬の介護士として活動するには。介護士の心得あれこれ
介護士として活動する第一歩は何をしたらよいのか?
そして、介護士として仕事をしていくにあたって役立つ介護士の心得をお伝えします。
また、個人で老犬介護士をしていく人にとって大切な動物取扱業についてもご説明します。
卒業課題
今後の自分について考えてみる課題
コース終了後、期日までに課題を提出してください。
課題を添削し、修了証書の発行をします。
卒業後は、経験を積みながら「犬の介護士」や「老犬介護士」、「シニアドッグケアアドバイザー」を始め、様々な場で活躍してください。
振替について
どうしてもお休みしなくてはいけない時
個人レッスンでの振替授業を、追加でお受けになることができます。料金は、個人レッスンのため、通常のクラス(時間分の)の1.5倍の金額となります。スケジュールは講師といっしょに決定します。
例)ステップ1の「シニアドッグ・介護を知る」(1時間)をお休み
→ 振替をすると 5,000円(1時間分の授業料)×1.5倍= 7,500円
見学研修制度 NEW
老犬サポート施設にて
コース修了生は、埼玉県狭山市にある老犬のサポート施設(デイケア、ショートステイ、介護相談など)で、見学研修を受けることができます。※希望者のみ。
こちらの施設はケージレス。シニア犬たちが、のんびりと過ごせるように・・・、そんな配慮にあふれています。
シニアドッグを身近に感じ、シニアドッグ介護の仕事に従事している人から見聞きすることは、大切な糧となると思います。研修後は講師とオンラインでカウンセリングを。
研修内容:
3時間の現場見学 2回
(日程は施設と参加者の都合で決定)
研修後 講師とのオンラインカウンセリング1回(約45分)
料金:20,000円(税込22,000円)
シニアドッグ介護習得コースの受講費には含まれていません。別途必要になります。
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